お世話になっております。
七星工房の下道です。
この度は千葉県幕張メッセで開催された「ゲームマーケット2024秋」の1日目にて、たくさんのご来場、またたくさんのボドゲファンに皆様に当サークルのボードゲームのご購入をいただきまして、誠にありがとうございました!
前日〜当日の当サークルの動きについてレポートしながら、感想をまとめてみましたので、もし今後ゲームマーケットに出展してみようと考えているサークル様の参考にもなりますと幸いです。
たくさんのご購入、またSNSでの発信ありがとうございました!
ゲムマ当日の成果発表!
今回のゲームマーケット2024秋では2日間で合計26,000名とたくさんの方にご来場いただきました!
私たちは1日目の16日のみの出展でしたが、たくさんの方に来ていただいて本当に感謝歓迎雨霰です🙇
今回皆様にお渡しできたゲーム数は次の通りとなりました。
事前ご予約数 | 10件 |
---|---|
ふぉとぱーせんと! 販売数 | 51 個(うち、事業者様へ20個) |
COLOSH 販売数 | 14 個(完売) |
決してSNSでバズったり、有名な先輩サークル様とのコラボなど、爆売れするキッカケは無かったものの、かなり手応えを感じる1日となりました!!
2024年8月にサークルを立ち上げてから既に150個以上を手に取っていただいており、また、ゲムマ出展2回目でこれだけの成果を出せたのは、ご購入いただいた皆様や、SNSなどで発信してくださった皆様のおかげでございます、本当にありがとうございました!!
ボドゲの準備や販売数向上に繋がったと思う事
大変、烏滸がましい内容ですが、、
自分への備忘録および、これからボドゲを販売予定されている方にも参考にしていただければと思い、当サークルが実施した事を記していきます。
その1,SNSはまじで大切!!
さて、めっちゃ偉そうな書き方&Xで学んだ先輩方からの受け売りですが、ゲムマではボドゲを制作するだけではありません。
実際、私たちもゲームマーケットへの出展は今年9月に開催された「ゲームマーケット2024京都in京まふ」から2回目の出展でしたが、この2回の展示会で大きな違いがありました。
それは「SNSをしっかりと活用する!」です。
SNSを活用しきれなかった1回目と、今回のゲムマ2024秋では認知の差があからさまに現れて、事前の予約数や販売個数に大きな差が産まれました。もちろん1回目にご購入いただいた皆様が発信してくださったのも大きく影響していますが、しっかりと能動的に活動をしてきた事も大きな要因かと思われます。
実際に投稿した内、比較的伸びてくれた内容です。
COLOSH(コロッシュ)は、28個の駒を1つずつ手作業で作成しているため、5〜6時間かけてやっと1セットが完成する、なかなか骨の折れる商品ですので、それを逆手に取って、それだけの労力をかけても1人でも多くの方に手に取ってほしい”本当に面白いボードゲーム”だということを発信し続けてきました。
おかげさまで1つ5,600円する比較的高価な部類のボードゲームかつ、まだまだ先輩サークル様の足元にも及ばないような知名度の私たちでも8個のご予約をいただけて、また当日も投稿を見て購入に来てくださった方もおられましたので、決して無駄では無かったと実感いたしました!
現在はフォロワー数が300人程度と、まだまだ発信力に欠けますが、それでもこれだけの成果をあげられるということは、SNSを有効活用する=サークル運営に大きく影響する、ということではないでしょうか?
その2,プレゼント企画を有効活用する
ゲムマに出展する理由の最大の目的は「認知の拡大」です。あくまでボドゲを販売するのは2番目の目的で、認知拡大をしっかりとすることで、ゲムマ後にも継続してボドゲを遊んでもらえる環境を作れるよう徹底しておりました。
その一環として行ったのが「プレゼント企画」です。
これの良いところは、
- ゲムマ前に自サークルの商品が主に購入者の間で拡散される
- 展示会で卓に人が集まることで
- 当選したボドゲユーザーが発信してくださる
- 何度も遊んでくれて知人にも宣伝してくださる
正直「たった数個を無料でプレゼントする」だけでこれだけのメリットがあるのですから、やらない手はないかと思いっます。
プレゼント企画を行うと「サークルの価値が下がる」という意見もありますが、私はそうは思わず、とっても面白いゲームだから、まずは”手に取って遊んでみてほしい”という部分をクリアしつつ、皆様がご厚意でSNSやオフラインの友人に発信してくださるお陰で、結果的にサークル価値が向上しているように感じました。
プレゼント企画に当選された方から、翌日にDMにて「友人と遊んだら面白かったから追加で購入したい!」とご連絡をいただきました。本当にありがとうございます🙇
兎にも角にも、まずはサークルや当該ボドゲの認知拡大が最優先目標で望んだゲムマ2024秋でございましたので、そこをしっかりとクリアできたのが数字でも見て取れたのは非常に良かったかなぁと思っております!
その3,チラシやポスターはインパクト重視で!
当日、私たちのような弱小サークル、更に半卓で出展された方のほとんどはメイン入り口から反対側に配置されましたので、どうしても来場者の流れが悪く、昼以降はほとんど来場者がいない時間帯も続きました。

そんな中で、少しでもお客様を集める方法を事前に用意していたお陰で、遠目でも発見してくださり、かわいいポスターを見て購入されるお客様もおられましたので、ポスターはかなり有益な方法だと思います!!
私たちはA0サイズ、PP加工有りで外注したポスターを、ポップスタンド2つを利用してゲムマ規則ギリギリまで上に掲げた仕様になっています。
※A0で84.1cm×118.9cmになりますので、横幅90cmの半卓でもギチギチにメジャーで計測すればギリギリ治ります。(隣や後ろに迷惑はかけないように細心の注意は払う必要あります!!)
チラシも、たくさんの情報を詰め込むのではなく、「売りたい商品」の名前とその魅力を大きく掲げて、少しでも遠くから見つけてもらえるデザインを心がけております。
チラシ置き場には大量のチラシが展示されていますので、正直その中から自分のサークルのチラシを見つけてもらえる確率って単純計算でもかなり低いと思うんです…。そのため、まずは色味やイラスト、文字の大きさなどは「ぱっと見で伝わる」を意識しないと、ターゲット層にマッチしたユーザーにも発見してもらえず腐るなんて可能性もあると思います。
ゲムマ京都in京まふで調べた限りでは、青・黒・赤の背景が特に多く、逆に緑色はあまり見かけなかったため、あえて他サークル様と被らない緑を選択し、全体的に明るいデザインにしています。とはいえまだ2回しか出展していませんので、これから更に研究していこうと思いおます!
その4,身だしなみや笑顔で清潔感を出そう!
いくらボードゲームが面白くても、清潔感のない相手からは買いたくないですよね。
- 無精髭
- ふけ
- メガネの汚れ
- 髪がボサボサ
- 服がシワだらけ
- 逆に派手すぎて近寄りがたい
もちろん何かしらのコンセプトを持ってその身だしなみをしているのであれば、良いとは思いますし、他サークルのことをとやかく言える立場でもありませんので、あくまで”私が気を付けている事”にすぎませんが、ボドゲ好き同士だとしても、相手は「お客様」です。
そして我々サークルは「販売者」です。
スタッフが不愉快なお店のご飯は美味しそうに思えないのと同じで、展示会でもサークルスタッフが不潔であれば、どれだけ面白いゲームだったとしても興味を示してくださる方は少なくなるでしょう。
しっかりとエチケットマナーと、言葉遣いに気を付けて、皆さんが快くご来場してくだされるサークルを目指していきたいですね!
その5,金銭トラブルに要注意です!
ボドゲを複数購入いただいた場合や、お釣りが発生する場合には特に注意が必要ですね。
当サークルのゲームは、
ふぉとぱーせんと:通常税込1,650円
COLOSH :通常税込5,600円
といった形で端数が発生する料金設定になっておりました。ただ展示会という人が多く集まる環境では、金銭トラブルが怖いため、「ゲムマ価格」という名目で端数分の割引をおこない、
ふぉとぱーせんと:税込1,500円
COLOSH :税込5,000円
といった感じで少しでも計算をしやすい料金設定にしておりました。
これによってお釣りの渡し間違えによる差額の発生を極力減らし、また複数ご購入いただいた場合やお釣りが発生する場合には”必ず”お客様の目の前で電卓を打ち、ダブルチェックを徹底しておりました。
たった100円の誤差でも差額が出ることはあってはなりません。
お客様に損をさせてしまっている場合はもちろんですが、多く払ってしまっている場合にも「金銭管理がだらしない」と思われる可能性がありますので、徹底しておきたい部分です。
ちなみに当サークルが用意した釣り銭は以下の通りです。(当日までは十分だと思っていた…)
5,000円 | 2枚 |
1,000円 | 50枚 |
500円 | 70枚 |
100円 | 20枚 |
今回はなんとかなりましたが、初手で1万円札で購入をされるお客様が5人くれば、お釣りがほとんど枯渇しちゃいます。万が一に備えて近くのATMを調べて走る算段も立てていましたが、どうしてもお釣りに割ける予算がなく、少なめでの出展になってしまいました。
(実際、最初に3枚1万円札をいただきましたので、正直ギリギリだったと思います。)
お釣りが足りない。もトラブルになりかねないケースですので、次回はしっかりと対策を練って出展をしようと思います。
まとめ
改めまして、この度はゲームマーケット2024秋1日目にて、たくさんの方にご来場いただきまして、誠にありがとう御いました。
今回は「販売者目線」で気を付けていたことをピックアップしてまとめてみましたが、果たして需要はあるのでしょうか?笑
また何かあれば当ホームページで発信させていただきますので、今後とも、七星工房をよろしくお願いいたします。